今回は70代80代90代の高齢者が履きやすいズボンについて介護士目線で語ります。
注意ポイントをまとめるので、プレゼント選びの参考にして下さい。
高齢者にズボンを選ぶ時の重要な4つのポイント
高齢者にズボンをプレゼントする時の重要なポイントは4つあります。
- ウエストがゴムであること
- ストレッチ素材であること
- 股上が深いもの
- 長すぎないこと
それぞれをもう少し詳しく説明します。
ウエストがゴムであること
高齢者が履きやすいズボンを選ぶ時のポイントで絶対に外せないのが、ウエストがゴムであることです。
施設に入っている人で、ウエストがゴムではない普通のズボンをはいている、おしゃれな方もいらっしゃいます。
ですが、毎年ウエストが大きくなるので常に新しいズボンを買っています。さらに、食後はボタンを開けて過ごしちゃったりして…。
皆さん裁縫が得意なこともあり、夜な夜な自分でウエストのゴムを直している光景をよく目にします。
やっぱり、ある程度高齢になるとウエストがゴムの方が都合がよいのでは?
高齢者にプレゼントするなら、長く沢山履いて欲しいという気持ちを込めて、ウエストがゴム(またはウエストの一部がゴム)のズボンを贈ることをおすすめします。
ストレッチ素材であること
高齢者にはストレッチ素材のズボンがオススメです。
なぜなら足や腰を曲げる時に、ストレッチ素材の方が体に負担がかからないからです。
体に負担がかからないだけでなく、ズボンにも負担がかかりません。
着脱の時に破ってしまうリスクを減らすことが出来ます!
股上が深いもの
高齢になると、股上が深いズボンを好むようになります。
お尻がすっぽり入り、なおかつ腰まで包み込む深さが欲しいですね。
とくに前かがみになりがちなので、腰を冷やさないためにもある程度の股上の深さは必要です。
長すぎないもの
あまり長すぎるズボンは高齢者向きではありません。
ズボンが引っかかったり、裾で滑って転倒したりするリスクがあるからです。(本当によくあります!)
少し大きいものがいいだろうと、家族さんからありえないぐらいサイズ違いの物を頂くことがありますが、困るのでやめて欲しい…。
ですが、車椅子や椅子に座っている時間が長い人の場合、は少し長めのズボンでもOK。
なぜなら車椅子に座ると、足首が出てしまうからです。
よくズボンの下に履いている下着が見えてしまっている人がいます。
椅子に座ると足首が寒い!そんな時に便利なアイテム
それはレッグウォーマー。私も冷え性なので冬は毎日使っています。
このように出てしまった部分の足首をレッグウォーマーで補います。
特に、良く伸びて締め付けがない、少し長めのレッグウォーマーがオススメです。
静電気が溜まりにくい天然素材の物ならさらにいいですね。
冬の高齢者は触るのが怖いぐらい大量に電気をため込んでいますから(笑)
高齢者が履きやすいズボンはこういうやつ!【女性】
以上のポイントを踏まえたうえで、いくつか履きやすいズボンをピックアップしてみました。
前屈姿勢の人でも背中が出ない!股上が深いズボン
裏起毛で暖かく、サイズも豊富!楽天レビュー高評価の商品です。
後ろが長いので、かがんでも背中が出ません!
ウエストがスッキリとしてスタイル良く見えるズボン
スラっとして見える、ストレッチ素材の上質パンツ。安心の日本製です。
こう見えてもウエストは良~く伸びるフワフワゴムなんです。
立ったり座ったりも楽ちん♪
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おしゃれな婦人ボトム専門店の紹介
先ほど紹介した商品は「母さんの四季」という、創業50年以上の婦人ボトム専門店です。
値段もリーズナブルで、体の特徴に応じたズボンが豊富にあります。
まとめ
今回は70代80代90代の高齢者が履きやすいズボンについてまとめました。
- ウエストがゴムであること
- ストレッチ素材であること
- 股上が深いもの
- 長すぎないこと
-
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