こんにちは。
今回は高齢者にとっては重たい布団はデメリットだらけだという話をします。高齢者にとってこの時期多い失禁。寒さと布団の重さで眠りが妨害され、眠りの浅い状態が続くと、どうしても失禁しやすくなります。
重い布団を軽い布団に変えてからよく眠れるようになったと話す高齢者は沢山います。
いま、布団が重たいのが気になっている人はぜひ参考にして下さい。では早速4つのデメリットについて話をしたいと思います。
高齢者にとって重たい布団のデメリット
寒くて布団が重たいとトイレに行くのを我慢して失禁してしまう。
寒い時期に増える失禁。原因はすぐに起き上がれないため。高齢者が重たい布団から出るのは私たちが思う以上に大変な事です。普段でさえ行動がゆっくりな高齢者は冬の寒い時期に布団が重いとすぐに起き上がろうとせず、その間に漏らしてしまいます。また、寒いからと言ってトイレを我慢して朝方漏らす人も多くいます。
自分の力で寝返りが出来ないため、床ずれになる。
夜勤の時に思うのですが、布団が重たい人は動きません。特に寒い冬は本当に動かないんです。施設にいる高齢者は私たちが定期的に体を動かして血流を促すことができますが、自宅で一人で寝ている高齢者は朝までそのままです。床ずれは重症になると死に至る病です。皮膚が腐ってからでは遅いので早めの対応が必要です。
リウマチなど、を患っている人は朝のこわばりがひどくなる。
寒いというだけでもこわばりがひどくなるリウマチ患者。布団が重いと余計体を動かさないため、一時的にこわばりがひどくなります。重たい布団から軽い羽毛布団に変えただけで楽になったと言っている入居者様もいます。
体に負担がかかり、肩こりや腰痛の原因になる。
これは、高齢者に限ったことではありません。重たい布団は私達が寝ている時の行動を抑制します。そして、その時の負担は肩こりや腰痛として私たちの体に返ってきます。
まとめ
以上、高齢者に重たい布団がデメリットだらけな話を介護職員の目線で書きました。
重い布団の方がよく眠れるという人もいますよね。その場合は軽い布団の上に軽めの毛布を掛けるといいですよ。
もし、今重たい布団で悩んでいるのであれば、ぜひ軽い布団に買い替えたほうが良いかと思います。