おじいちゃんおばあちゃんに不向きなお菓子の手土産【介護職員談】

高齢者には少し不向きかもしれないお菓子のリストです。手土産にする時は少し注意が必要です。

特に、認知症の人や総入れ歯の人、嚥下障害の人への食べ物の贈り物は気を使う必要があります。というか気を使っていただきたい…。そこで、どのような食べ物に注意が必要かまとめました。

不向きかもリスト

ひょっとしたら高齢者には不向きかもしれないお菓子です。人それぞれの症状によります。

飴

×認知症

△入れ歯

認知症の人には飴はかなり危険です。窒息して救急車で運ばれた人を何人か見たことがあります。

入れ歯の場合、飴を舐めるのが難しいという話はよく聞きます。

もなか

△入れ歯

もなかにもよりますが、皮が噛み切れなかったり、入れ歯にくっついたり挟まったりで、皆さんとても食べにくいと聞きました。手土産にするのであれば皮がパリパリしたものをおすすめします。

ちなみに食べにくいけど好きだという意見が多かったです。

石川県の有名な最中、パリパリであんこがトロトロ～の「加賀もなか」。絶品です。

→加賀もなかの詳細はこちら

のりがついているおせんべい

△入れ歯

のりは入れ歯ではとても食べにくいと言われています。海苔の部分を外して食べている人を時々見かけます。せんべいはそれほど硬いものでなければ、皆さん喜んで食べます。（多少無理してでも食べます。）

ソフトなせんべいや、薄焼きせんべいは喜ばれる手土産の一つです。

高齢者から絶大な評価を得ているせんべいは、お隣、富山湾の宝石しろえびを使ったおせんべい「しろえびせんべい」。パリッとした食感と、しろえびの上品な香りが絶品です。

大箱の72袋入（一袋2枚入り）を利用者様のご家族さんからよくいただくのですが、これが大変ありがたい。食べやすく人気のおせんべいです。えびせんべいの中では断トツのおいしさです。

→しろえびせんべいの詳細はこちらです。

ごまが付いているもの

△入れ歯

「ごまは入れ歯の敵だ！」と言った人を知っています。入れ歯に挟まるととても痛いみたいです。ごまの粒は嫌われますが、ごま味の食べ物は好きな人が多いです。

ごまプリンとかは大人気です。

黒ゴマペーストの一味違ったプリン。銀座たまやの「ごまたまご プリン」。6個入です。見た目もユニークなので、手土産に喜ばれます。口コミの評価も高評価。

→ごまたまごの詳細はこちらです。

横浜名物聘珍樓の黒ゴマカッププリン。黒ゴマプリンが好きな人におすすめの本格黒ゴマプリンです。甘すぎない上品な味が評判です。

→聘珍樓の黒ゴマカッププリンの詳細はこちらです。

イチゴ

△入れ歯

イチゴもごま同様にしてタネのつぶつぶが苦手な人がいます。やっぱり痛いようです。

昔は大好きだったのに！っと悔しそうに嘆くおばあちゃんがいます。

こんにゃくゼリー

×認知症を含むすべての人

こんにゃくゼリーはかなり危険です。

もち・団子

×認知症

△嚥下障害

喉にくっつくタイプの餅はかなり危険です。窒息の危険があります。

でも皆さん餅が大好きなんです。喉につまって危険なことになった経験はないか伺うと、ほとんどの人があると答えました。

こわ～っ！！

（今度のどに詰まった体験談もまとめようかな…。）

パサパサ・ボロボロした焼き菓子

△嚥下障害

△認知症

パサパサしたお菓子は嚥下障害の人は特に注意する必要があります。ボロボロとこぼれるクッキーやウエハースのようなものも危険です。気管に入ってしまうと誤嚥性肺炎を起こしてしまう可能性もあります。

また、しっかり口の中で唾液と混ぜ合わせることが出来なかった場合、のどに詰まらせてしまう危険もあるので、認知症の人も注意する必要があります。

しっとりとしたカステラはアンケートでも大人気のお菓子です。手土産にも喜ばれます

こちらは金沢の名物、特別な味わいの『烏骨鶏かすていら』。卵はたっぷり、甘さ控えめで大変しっとりしていると評判です。ここのカステラは本当にシンプルに美味しいので、私もよくギフトに利用しています。絶対に喜ばれるカステラです。

→烏骨鶏かすていらの詳細はこちらです。

萩の月も人気です。大変ソフトでしっとりとしているので、見ているこちらが安心できます(笑)。

→萩の月の詳細はこちらです。

まとめ

以上、高齢者には少し不向きかもしれないお菓子のリストをまとめました。食べ物を手土産にする時の参考にしてください。

なんだかんだ言っても皆さんお菓子が大好きなので、多少無理をしてでも食べていますが(笑)