2023年の父の日は、6月18日(日)です。昨年はうなぎをプレゼントしたので、今年は父の大好きな蕎麦を贈ろうかと考えています。
私の父は、塩分とエネルギー量の調整が必要な、軽度の慢性腎臓病を患っています。そのため、出来るだけ体に良いものを摂取してもらいたいため、蕎麦と腎臓病について少し調べてみました。
蕎麦の驚くべき効用
ここからははすぎおかクリニックの院長のブログなどを参考にして簡単にまとめました。
蕎麦には強力なフラボノイドが含有されている
▶蕎麦にはフラボノイドの一種「ルチン」が含まれている。
「ルチンの効果」
・強い抗酸化作用
・抗炎症作用
血管を丈夫にする、血行がよくなるなどの作用がある
▶血管の弾力性を維持し、毛細血管を安定化させる
▶もろくなった血管を修復する作用
▶末梢循環を改善する作用
関節炎の症状をやわらげる可能性
▶ルチンが関節炎の活性酸素の産生を抑えたという報告がある。
▶ラボ研究で、関節の炎症を抑えることもわかってきている。
ビタミンCの吸収を促進する
▶ルチンを摂ることでビタミンCその吸収を高めることができる。
ビタミンC
・強い抗酸化作用
・免疫力改善
・コラーゲン生成
ルチンは蕎麦湯に多く含まれている
▶ルチンは水溶性なので、そば湯に多く含まれている。
ここまでで、蕎麦にはいろいろと健康効果が期待できることが分かってきました。
さらに腎臓病がある人にそばを贈っても大丈夫なのか、もう少し調べました。
腎臓病の人に蕎麦のギフトはOK?
慢性腎臓病の人につきものなのは食事制限です。特にこれらの食品に注意が必要です。
- たんぱく質
- 塩分
- カリウム
- リン
- 水分
- アルコール
腎臓病の人に食べ物を贈るときはこれらの事を考える必要があります。
詳細はこちらでチェックして下さい▼
→食べてはいけないものがあるの?腎臓病の食事制限
蕎麦はたんぱく質の高い食べ物なので、たんぱく質制限のある人には不向きの食べ物です。
たんぱく質は代謝されると腎臓からしか排泄されない尿素窒素などの老廃物が出ます。そのため、腎臓に負担をかけるため、摂取量に気を付けなければいけません。(出典:おいしいやわらか介護食)
しかも小麦粉よりもたんぱく質が高いので、そば粉の割合が多ければ多い方が腎臓に負担がかかります。
ですが、蕎麦は麺類の中では断トツに塩分が少ない食べ物です。調味料さえ工夫すればいけそうです!
蕎麦はたんぱく質は高いけど、綿の塩分は少ない!
ということは・・・
簡単にまとめると、たんぱく質と塩分制限のないステージG2までの人の場合、摂取量さえ気を付ければそれほど気にすることもなさそうです。
今は便利な腎臓病の方向けの調味料がネットで購入できる時代ですからとても便利です。
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結局、蕎麦を父の日にプレゼントすることにした
私の父は塩分や、たんぱく質の制限がないので(控えましょうとは言われていますが)父の大好きな蕎麦をプレゼントしようと思います。
どの蕎麦が好きか聞いたところ、「へぎそば」とか「十割り蕎麦」との事。
十割りはたんぱく質がちょっと高いなぁ~・・・。
やっぱりギフトとなるとこのぐらいのボリュームは欲しい
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専門店でしか味わえない極粗びきの蕎麦と国産そば粉8割使用した風味自慢の八割蕎麦のセットです。
このお店ではメッセージカードや熨斗のサービスもあるので贈答用にはぴったり!これは今のところ候補ナンバーワン!
リクエストがあったへぎそばならこれでしょう。
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へぎそばの名店「越後十日町 小嶋屋」のへぎそば。生麺に近い食感を楽しめる半生タイプ。
こんなに上手に盛り付けられないだろうなぁ(笑)
ちなみにたんぱく質を調整した低たんぱく蕎麦もあります。
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たんぱく質0.6g・食塩0g
腎臓病の人のための低たんぱく蕎麦。たんぱく質以外にもリンやカリウムまで抑えて作られています。日頃食べるならこのようなものがいいですね。
調整されている分、蕎麦の効果も削られているでしょうが、どうしてもそばが食べたい人にはとてもありがたい商品です。
年越しそばなどにも使えそう!
まとめ
今回は腎臓を患っている私の父に、父の日のプレゼントとしてお蕎麦を贈ろうと思い、色々と調べた事をまとめました。
慢性腎臓病の人は普段から食事に気を使わなければならず、好きな物も沢山食べることが出来ないので、ストレスが溜まり勝ちです。
特別な日ぐらい少しは制限を緩和してもよいのではないかと私は思っています。
普段はこのようなサイトを活用しています。
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