こんにちは。
寒くなってきて、施設の入居者様の血圧もどんどん上がってきましたよ~。
さて、きょうは手土産のお話です。
正月だからと言って高齢者施設にお餅や団子を差し入れに来る人続出の今日この頃、ホント勘弁してほしいです。
何かあったら介護職員の責任になってしまうので、なるべく食べさせたくないのが本心ですが、そういうわけにもいかないのがこの仕事。
完全に飲み込むまでじ~っとその人の喉を見守ります。一口食べるごとに飲み物も一口飲んでもらい…。お菓子一個食べるのでもかなり時間がかかる人がいます。
その間、私たちの方が生きた気がしません。
ねば~っとしたお菓子は本当に大変です。
あっちでせき込み、こっちでせき込みと、そこらじゅうで危険な状態を目にします。職員がいなかったら危険だっただろうと思うこともよくあります。
もし、高齢者へお菓子の手土産を考えているなら、もう少し考えて欲しいです。(家族さんには言えないけど)
ネバ~っとしたものや、もこもこっとしたものはかなり危険ですよ~!
ねばねばしたものの他にもやめて欲しいのがパサパサした粉っぽい物。あとは水っぽいつるつるのゼリー。
じゃあ何ならいいかって?
ん~、トロッとしたプリンとかいいかもしれませんね。
この壺に入ったプリン!これなんかいいですね~。
こちらは楽天ランキングプリン部門で357週第1位の商品です。ていうかプリン部門ってあるんだ(笑)
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話を戻しますが、高齢者施設へお餅や団子などの手土産を持っていくのは、喉に詰まる危険性があるということを分かって欲しいです。
ちなみにプリンは手土産には最高の洋菓子です。喉を通過する時のスピードが丁度いいので、誤嚥をしにくい食べ物です。
入れ歯の人も、入れ歯の入っていない人も食べることが出来できます。
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